STAND 立ち上がる選択

敬和学園高校からの友人である、大藪 順子(おおやぶ のぶこ/米国在住)さんから彼女自身の初めての著書、「STAND 立ち上がる選択」が出版されたと連絡が入りました。

高校卒業後すぐに渡米。
ジャーナリズムでは全米トップクラスの大学で学び、シカゴの大手新聞社で働きながら暮らしていた彼女に起こったレイプ被害。当時、私もアメリカに住んでいましたが、彼女から実際に話を聞いたのは、それから何年も経ってからのことでした。

長い時間をかけて自分自身、犯人、周りで支える家族や友達、そして彼女が信仰しているキリスト教と向き合い、対話し、立ち上がっ彼女の視線は、全米中で同じような性暴力被害を受けた人々へと向かいます。


STAND―立ち上がる選択

STAND―立ち上がる選択

「この本が、泣き寝入りを強いられている性暴力被害者へ届くことを願っている。その一人ひとりが、世界でたった一人の特別な存在であること、つらい経験があるからこそ、被害後の人生をもっと輝いて幸せに過ごすことが可能であることに気付いてもらえるよう祈りつつ。」

(「あとがき」より)