食べ物の流通の不思議 〜リズム特製ベジタブルカレー付き講演会〜

お隣りのエコ・スペース リズム店長米田太陽さん

金曜日のお昼。
果たしてどのくらいの人に集まっていただけるのか心配しましたが、当日集まって下さった方は食と農に大いに関心のある10名の方々。リズムさんの用意して下さったカレーが足りなくなるのではと冷や冷やするほどでした。

 

地産地消身土不二 からお話は始まりました。

※(身土不二)人と土は一体、命と健康は食べ物で支えられ、食べ物は土が育てる。
よって人の命と健康はその土と共にあるという考え方

野菜生産者(農家)と消費者(わたしたち)がお互いに見える関係を作っていくことが一番安全で、安くて、新鮮な野菜を手に入れる近道になる、と太陽さんは語ってくれました。

「こどもを授かって、自分たちが口にするものやこどもが育っていく環境について真剣に考えるようになった」というご夫婦は現在五頭で自給自足の生活をされています。

農業を取り巻く環境の変化について、そして流通や商品に付けられる値段についても分かりやすく説明がありました。
また、一般的に農薬と言われるものの中にも「化学農薬」と「自然農薬(発酵させた糞など)」とがあり、どこまで私たちは知っているのか、知るべきなのかという話にもなりました。

そんな中で参加された方から「そんなに安心で安全が必要なのだろうか?あまりにも除外しすぎて、私たちが本来持っている抵抗力は弱まらないのか?ある程度の毒は生きる上で必要なのでは。」という意見も出て、みんなで「必要な菌」と「不必要な菌」についても考えました。
この続きはまた次回に持ち越されそうです。海外の農業を取り巻く現状についても調べてみます。

盛り上がったなあ、美味しかったなあ、楽しかったなあ!

ということで、毎月1回「食と農」をテーマに太陽さんとその仲間たちでこれからも勉強会を開催していきます。

次回の日程が決まりましたら、またブログ上でご紹介させていただきます。