自分と出会うコンサート

母校、敬和学園高校の吹奏楽部のコンサートに誘ってもらい、駆けつけました。
このコンサートは今回で31回目なのだそうです(学校は今年で創立40周年)。

会場である学園内のチャペルに入ると、タキシードを来たT元先生。私の高校時代の英語の先生です。今は吹奏楽部の顧問として、タクトを振っています。

第一部の1曲目は、「アルヴァマー序曲」・・・もう、この曲を聴いただけで目の奥がツーんとしてきました。中高校生の時に、恐らく誰もが一度は耳にした曲だと思います。


↑「アルヴァマー序曲」を探していたら、面白い映像を発見。

実は高校生の時、私はこの曲でバスドラムを叩いています。第21回か22回のコンサートになると思います。
吹奏楽部ではありませんでしたが、ちょうどこの曲だけパーカッションメンバーが足りなくなってしまい、声をかけてもらったのです。びっくりしましたけれど、嬉しかったことを覚えています。クラスを問わず友達は多い方だったので、この後もいろんなイベントに誘ってもらうのですが、大変ありがたい事に、これは今も変わりがないかもしれません。その後、猛練習を重ねて、当日大きな会場で演奏をしたときの一体感、喜び、興奮、感動、涙は今でも忘れられません。この曲のパート、今でも体がしっかり覚えていて驚きました。

面白いなあと思ったのが、2年前からT元先生の熱い希望でジャズを取り入れたということです。エレキギター、ベース、ピアノが加わり、生徒たちはすぐにジャズの魅力に入り込んで、練習は熱を帯び音が変わったそうです。その結果、新潟県大会では2年連続金賞。新潟ジャズストリートへの出演や訪問演奏なども今は積極的に行っているということで、学校の外を出て「見られる」ということに刺激をたくさん受けているようでした。

東京スカパラダイスメドレーを始めとするジャズのナンバー、本当にかっこ良かったです。痺れました〜。私たち観客も体を揺らして楽しみました。最後は・・・ヴァン・ヘイレンの「JUMP」ですよ。もう、こうでなくっちゃ、高校生は!!

ちなみに、JUMPも良いのですが、当時の私が大好きだった曲は、WHY CAN'T THIS BE LOVE ♪

良いものはいつまでも、形は消えてしまったとしても、心にはずっと残っていくのですね。